小川真穂 20 学生
2016年を一言で表すと
自分に自信を失った年でもあったんだけど、自分のペースを知れた年でもあった。
まず、今年は学校の勉強とかで忙しいって分かってたのに、自分探しというか、やりたい事にどんどん手を伸ばしちゃって、結局キャパオーバーになっちゃって、何もかもが中途半に終わったと思ったのね。だから、何にも達成感を得られなくて、自信を失っちゃった。
自分のペースを見つけられたっていうのは、色んな失敗をしてきて、じゃあ1度に処理できる事が少ないなりに、どのくらいの休憩をとってやっていけば良いのか、どのくらいのプレッシャーをかけてやっていけば良いのかっていうペースがわかったかな、今年は。失敗して分かったね。
2016年に1番印象に残ったこと
今年の夏にインドに行ったのね。それで、インドに恋したの。
インドの文化って本当にすごくて、ご飯の食べ方とか、習慣とか、この人達何してんだろうって思って。普通だと疑問で流しちゃうんだけど、インドはそれじゃ終わらなくて。だから、インド人に聞いたりとか、本読んだりとかして。
3週間村の人たちと過ごしたんだけど、可愛いんだよね、インド人って本当に!(笑)日本人にはない、可愛さがあって、幸せな気分になった。自分の好きが素直に、言葉にも行動にも出るし、その反面凄くデリケートな事とかもあって、そういう所を総称して可愛いし、接しやすいと思った。
2017年に活かしたい、今年学んだ教訓
結構今年は、やりたい事を沢山やれば良いと思って自分を苦しめたから、次からは、やる事に対してしっかり目標とか立てたいって思った。
壁に当たってぶちまけるじゃなくて、やる前に考えようと思って。
それにもっと踏ん張りたいなって思って。それこそ、ゼミで言えるんだけど、嫌な事とか沢山あったんだけど、それに対して、目を背けていたのね。だから、もっと踏ん張れる女になりたいなぁ。
2017年の抱負・ありたい姿
もっと自分を好きになって生きていける女になりたいなぁって(笑)
今の自分が嫌いっていうか、あんまり好きになれてなくって。今年は、色々失敗したし、自信も失ったし、もっと達成感を感じたいし、踏ん張った先にもっと自分の好きになれる要素があると思うから。自分を認めて、好きになれるような2017年にしたい。
頑張るっておかしいけど、しっかりやって、自分はこれをやったんだっていう、目に見える事をしたい。それが自分の自信につながると思うんだよね。
2017年にこれだけは達成したいこと
インドに恋したって言ったじゃん、そのきっかけがナマステっていうワークキャンプに参加した事なのね。それで、来年のキャンプのグループのリーダーをやる事になったの。
わたし的に決心して立候補した事だし、インドも好きで色んな思いが詰まってるから、それは成功させたいって思う。
榎本奈々 21 学生
2016年を一言で表すと
自分の好きな所も嫌いな所も見つけた年かな。
うちは、ばかポジティブで、嫌いな事を見ない性格なのね。「自分やればできる、頑張ろう!」みたいな感じで(笑)かといって、不器用でもないから、なんとなく出来ちゃった感じだったの。受験も留学も。
でも、今年はアイセックっていうインターンシップを支援する団体の話が主なんだけど、それとゼミが重なって、責任がのしかかったり、比重が重かったりしてたのね。そういう風に大きな物を複数突きつけられた時に、自分が出来ない事とかが痛いくらいよく分かった。
だから、大変だったけど、自分をもっと知ったような1年だと思う。
2016年で1番印象に残っていること
自分が、将来これがやりたいとか、これに携わりたいっていうのが見つかったの。
それが女性の生き方・ガールズパワーとかなんだけど、全ての女の人が自分のやりたい事をやれていて、なおかつ女子でいる事を楽しめるような社会に魅力を感じる。それと同時に、今の社会がなぜそうなっていないのか、活動している人と話をして勉強する事が出来た。
アイセックのチームで、社会問題のテーマに沿ったインターンシップを作ろうっていう動きがあって、うちのチームは女性活躍でやろうって軽い気持ちで始めた。
でも、色んな社会人の話を聞いたり、大学生で女性の活躍に関する事業を起こしてる人と仲良くさせてもらったりして、動いてる人がいるんだと実感した。そういう話を聞いてるうちに、なぜ自分がそういうテーマを選んだんだろうって思った時にお母さんの事を思い出したのね。
それが嬉しくも悲しくもあって。
お母さんは留学したかったみたいなんだけど、女にお金をかける必要はないって言われたんだって。どうせ就職しても、結婚して家に入るだけだから、大学まで勉強させる必要はないって。
女の子だから、可能性を見切られるのがあって。
だからこそ、うちが生まれた時は、お金をかける必要があるって言ってくれて、小さい頃から英会話習わせてもらったり、県外の大学に行かせてもらったり。
今は、お母さんが静岡にいて、1人で弟の面倒も祖父母の介護もしているんだけど、それがお母さんの生きたい人生だったのかって考える事もあるんだよね。
2017年の抱負・ありたい姿
自分が頑張る事で、周りを勇気付けられる人でありたい。
アイセックで頑張って、もっと社会にインパクトを与えたいし、フェミニズムとかガールズパワーに関する事をやって、アイセックでも夢を体現できるんだよって事を見せてうちと一緒に、うちの後に続く人が出たら嬉しいな。
こういう事が出来るんだってわくわく感を与えたい。
2017年にこれだけは達成したいこと
彼氏が欲しい(笑)人が好きだから、1人でいると寂しくなっちゃうの(笑)
だから、その時に軽く呼び出せる人がいたら。色々頑張らないといけないから、それを支えてる人が欲しいですね(笑)
Interviewed by
Klive Roales Aguilar | 立教大学経営学部
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